平成24年3月31日(土)

 午前10~12時 中央公民館・視聴覚室で第一回「中国ふるさと 紹介」の会を催した。

 前半Ⅰ部は、「今の大連、昔の大連」の演題で当会理事、大連出身の楊鳳秋氏が講演した。お茶飲み休憩を15分とり後半第Ⅱ部は「山東省の魅力」 の演題で、当会員、埼玉県環境科学国際センター研究員で山東省菏澤市出身の王効挙氏が担当された。 お二人ともパソコンのパワーポイントを使っての映像と配布プリントで、ご自身のふるさと地域の歴史、地理、文化、を説明され、加えて、その地域の人々の生活情報、暮らしぶりなどにも言及された。この種の専門家の講演でも聞かれない現地の生の情報が聞けて、皆さんには、たいへん喜んで頂いけたと思います。

 我々の会発足後第一年度最後の活動として本会を催すことを決めたのが2月末、わずかの期間で、ここまでの内容のものに、まとめられたお二人の尽力に感謝致します。

募集定員30名に1人欠ける29名の方々に参加頂き会が盛況のうちに終えたことが何よりと感じています。講演終了後、質問も時間いっぱいうけたが、質問は、中国の

物価は? 消費税は? 年金は? など、皆さんの関心がどこにあるかは分かりますが広い中国の地域差や個人経歴による差異など多く、若い二人の講師にもいささか回答に戸惑いが見られたのもいたしかたない所と思いました。

 12時会終了後、お二人の講師と会参加者数名で北本市にある中華料理の店金鳳に行きみんなで食事をした。

 翌日、私のところに、(社)日中友好協会 から本件についての電話取材がありました。

 今回のパンフレットをメール送信して、質問の参加者人数は29名、参加者の年齢層は大学生から高齢者まで様々だったことを伝えました。日中友好のしんぶん「日本と中国」に近々記事記載されることと思います。 

 

以上                        2012/04/07 臼田誠躬 記

 

 

平成24年2月5日(日) 

 さいたま日中友好協会主催の「2012年新春のつどい」が浦和ワシントンホテル3階プリムローズで開催された。初めに「新春コンサート」が催され、中国民族楽器の王と称する 趙正達が二胡、横笛、“葫芦丝”(ヒョウタン琴―(Yi)族の楽器)を演奏した。中国に古くから伝わる独特の音色を楽しませてくれた。中国文化芸術センターの程波氏は、演奏者の紹介と最後に、“北国の春”を日中両国語で歌い大いに会場を盛り上げた。

 懇親会では、主催者あいさつで、田中寛会長が、“昨年3.11大震災で日本は終戦(1945年)、バブル崩壊(90~91)に続く三回目の大きな国難に遭遇している。人々の価値観、国のあり方が問われている。そして日中国交正常化40周年の節目の今年は、我々みなが隣国・中国と正しく向き合ってゆくことの重要性を理解しなければならない”趣旨の話をされた。中国大使館参事官・張 成慶氏の来賓あいさつ、衆参議員数名の挨拶があり、懇談会になる。

 懇談会では中央テーブルに用意された中華、和食をご馳走になりながら、各市の協会員の皆さんと歓談した。昨年11月鴻巣市の講演会に来て頂いた熊谷日中の渡辺会長、橋詰さん、に上海収蔵文化研究所のパオ(飽)さんが加わって写真を撮った。 

  

臼田 

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 平成24年1月24日(火)

 第3回「本場中国の餃子を楽しむ会」を鴻巣市中央公民館で開催した。 

加賀紅さんを指導者として中国の新年・春節に合わせて、水餃子を作って食べる会を一昨年から催してきた。今回、初めて鴻巣市日中友好協会主催行事として開催することにした。 

 今年2012年は干支(えと)で、“壬辰”(ミズノエ・タツ)の年、中国では”龙年”(龍の年)。

春节快乐  壬辰元旦”(春節おめでとう 元旦)拙い習字を今年の春節にあたる昨日

書いた。

 中国北方では、“徐夕”(大みそか)の夜、“包饺子”(ギョーザを作り)午前零時をまわってから、“煮饺子”(ギョーザをゆでる)家族そろって食べる。“吃饺子过年”と言います。

 今年も伊奈学園の私の同期生が12名参加してくれた。鴻巣国際交流市民の会の鈴木会長他3名、鴻巣日中の王さんがお友達を連れて来られ、加藤さんも参加され、総勢19名での集まりとなった。4班に組分けして、各班一つの調理台で、粉1kgを捏ねて棒状に延ばし輪切りものをのし棒で延して“皮”を作る。 白菜1/4切り、ニラ1束をみじん切りにして、ムキエビ、豚ひき肉400gぐらいを混ぜて、“具”を作る。適量の具を皮で包む。そして茹でて出来上がり。ギョーザ作りを“包饺子”と言うだけあって、やはり適量の具を形よく包むのが一番難しい。大小さまざま、形もいろいろながら皆さん美味しく頂きました。

 食後の歓談では、春節前後の多くの人々が帰郷するため、鉄道、車が大混雑をする。春節前後の旅客運送体制を“春運”と言うが今年の春運旅客は前年比9.1%増加してのべ人数31億5800万人に達する見込みと言う。広い中国のこと、鉄道、車と各種交通手段があるが、お金もちは一度タイ国に出て、タイから自分の郷里を目指す人もいるとの話を紅さんが紹介された。王さんからは春節に帰国しないでも日本でギョーザを作って食べられるのは最高の幸せであると言われた。今年もこの会を催せて本当によかったと思う。 

2012.2.9記  臼田 

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平成23年12月25日(日) 

 「中国の家庭料理を体験しよう」

~上海名物「八宝飯」を作って、お茶飲み会をしよう~

 本協会初の食べ物イベントを開催しました。

 

(会長のコメント)

 12月25日(日)鴻巣市田間宮生涯学習センターで斉藤夏子さん(シャーさん)を指導者として「八宝飯を作ってお茶飲み会をしよう」を開催した。当日の参加者総勢22人。 

 松坂さん(本協会副会長)は開会の挨拶で、“八宝飯”は中国では古来めでたい時に食べる主として上海周辺で見られる“点心”の一種と解説した。参加者22人が5班に分かれそれぞれの調理台では八宝飯作りに取り組んだ。 

 

 もち米ご飯のなかに餡(アン)を包みその上に干しアンズなど色々なドライフルーツをのせチェリーでいろどりを添える。更にその上からトロミのシロップをかけると出来上がり。中華オハギの感じでもあり鴻巣名物イガ饅頭にも似ている。

 

 この日のメニューは八宝飯の他に中国の家庭でよく作られるもち米ご飯の「ユバ巻き」と「卵とトマトのスープ」が出された。「ユバ巻き」の方は時間がかかるためシャーが自分で作って来た。八宝飯が甘いので日本の漬物を追加し、お茶は台湾の烏龍茶を用意した。

 

 参加者の多くが女性で料理得意の人たちで、用意した説明書が先生の作り方に合っていないとの批判があった。本会の趣旨は「中国の家庭料理を体験しよう」と言うことで料理教室ではないと言いたいところだが、市の広報に出しての催しとなれば参加者の期待には添わなければならない。大いなる反省点としたい。

 平成24年1月21日(土) 

 鴻巣市日中友好協会の新年会を北本市深井の中華料理の金鳳で開催した。

 終日雨が降りあいにくの天候だったが、加藤さん、新井さんと私の男性陣三人と会最年少の千明さんにシャーさん楊さんの女性陣も三人総勢6名が参加した。少人数ながら新年を祝う明るい雰囲気が漂う会となった。私は開会の挨拶で昨年の協会発足来の皆さんのご協力に感謝すると共に、本年度の目標としては会員数を増やすこととホームページ活性化のためより多くの皆さんがホームページに投稿されることを要望した。

 加藤さんの乾杯の音頭始まり、約2時間 边吃边聊天儿 を楽しんだ。郷土の歴史を学ぶことが生活に活気と充実感を与えると言う加藤市議、鴻巣市箕田で誕生の渡辺(源)綱の話などを聞かせてくれた。昨年2月には鴻巣市郷土史会で「関東武者と鴻巣周辺の歴史」を講演されていると言うから改めてよくお聞きしたいものだと思う。“中国を知る”ことを協会の一つの目標をしているが、先ずは郷土の歴史を知ることも重要だと思う。楊さんから篆書体“鹿”には、雄雌の区別があるなど漢字の面白さを説明された。料理5~6品、青島ビールを飲み餃子、麺も食べて勘定割りで一人なんと千六百円、“太便宜了!”     臼田 記

 

平成23年11月20日(日)

 第2回 中国講演会を開催しました。

 近隣の日中友好協会の会員様をはじめ、中国の歴史と今後の動向に関心をお持ちの方々約60名がご参加くださいました。

 皆さん、ありがとうございました。

 講演内容に関しては、こちらをご覧ください。

 ご参加いただいた方のお便りもお待ちしております。

 右のメールアドレス、または最寄りの役員にお渡しください。 

 

平成23年11月18日(金)

 彩の国いきがい大学校友会、第20回合同研修会が県民ホールで開催され、そのイベント部門に鴻巣市日中友好協会・理事で、ソプラノ歌手の加賀 紅(ホン) さんと同会員でピアノ伴奏の細川匡美さんのお二人が招かれて出演した。 

「シニアが楽しむ『埼玉の歌とソプラノの歌声』」と題したイベント部門の第二部で、紅さん

は、“日本の歌、中国の歌、アリア”全10曲を約400人の聴衆の前で午前、午後各1回

各回50分にわたり披露した。美しいソプラノの歌声に魅了され満場は、拍手喝采にわいた。

ピアノ伴奏の細川匡美さんの軽妙な曲目紹介もあり、長年の息のあったコンビぶりで、素晴らしいコンサートとなった。日本の歌「故郷」を紅さんは、一番を日本語で、二番を中国語で歌い、最後三番は、ソプラノ歌手らしい編曲で歌い上げた。 最後には同じ「故郷」を会場全員歌い、3.11の大災害のあったこの年、皆それぞれの故郷に思いを込めての大合唱となった。

 

紅さん今回歌った中国のは下記の三曲です。

  「海はふるさと」     王立平 作詞・作曲

  「草原情歌」       中国青海民謡

  「槐の花はいつ咲くのか」 中国四川民謡 

 

以上。                      2011.11.22  臼田 記

 

平成23年9月25日(日)

 「初めてでもできる太極拳」教室開催

 

9月25日(日)朝陽眩しく爽やかな空気の中、50名以上の参加者を迎えて「シャーさんの簡易太極拳」を開催しました。上海出身の夏珍珠さんが講師です。

中学生からシニアまで、曲に合わせて緩やかな動きで普段は動かさない筋肉が解れてゆきます。

知らなかったけど、手の先から足の先まで細かな動きがあるんですね。

「猴子拳」「鳥拳」など動物の特徴を捉えた面白い太極拳もあります。約1時間半で終了。

「次回は何時ですか」の期待の声を我が膝の笑い声がかき消してゆきました。

 

松坂

平成23年 8月 20日(土)

  第2回 親子中国語教室開催

 参加者の声

 「息子と参加しました。中国はにわとりの形をしているから始まり、簡単な中国語はもちろん、文化や日本語との違いもまじえながら、興味深く教えていただきました。楊先生は、とても気さくであっという間に時間が過ぎていきました。初めて中国語に触れる息子は、友達と四苦八苦しながら会話練習していましたが、発音をほめられ嬉しそうでした。
また参加したいと思います。娘も次は行きたいと言っています。」

平成23年 8月 6日(土)

  第1回 親子中国語教室開催 

 

 8月になっても参加応募者なく川口市に住む私の長男親子に電話して参加を呼び掛けた。 長男、現在仕事でいくらか中国ビジネスを学んでいる。孫娘二人の上の中学生はクラブ活動が忙しく、下の小四が参加した。パンフレットのパンダに興味をもったらしく持参のノートにパンダが書かれていた。授業終えて帰宅後の感想は、先生に褒めてもらったらしく、「先生の言う通り発音しただけだよ」と自慢げに言っていた。

翌日、川口に帰ってからも、なにやら中国語を習っていたと言う。なんらかの興味を持ったようだ。

 臼田

平成23年 6月25日(土)

 第1回 中国講演会

 

6月25日(土)鴻巣市日中友好協会設立記念と銘打っての講演会を鴻巣市中央公民館で開催した。5月29日の会設立時より第一回の講演は、埼玉県日中友好協会会長で大東文化大学の教授である田中寛氏に依頼するつもりでいた。会長の都合と会場手配を経てこの日に決まったのが、6月5日だった。日時が迫っていたので、駅校内に掲示はしたが一般申し込みはなく、会員と会員からの口コミで参加者を募った。前日まで参加確定者が18名だったが当日は22名の方に参加頂き感謝している。

会に先立って私は概略次のような挨拶をした。”隣国・中国に、どう向き合って行くべきか日中友好協会の会員のみならず皆さんにとっても大きな関心事であろうと思われます。 本日は講師の田中会長より「私の中国認識」と題して、中国との取り組みについて、ご自身の経験、見解を講演して頂くことになりました。誠に時期を得た有意義な講演になるものと期待しております。”

田中会長は、演題に謳った通り、「これまでの中国への取り組みを自分史(青年期、壮年期、そして現在)にそって具体的にお話された。また、中国認識の変遷、情報判断の拠り所、今後の日中問題への視点についても話された。   

先生は日中友好協会とわざわざ”友好”の文字をいれているのに違和感があると言う”。両国間の相互理解が進み、将来的には、”日中協会”でも十分良好な両国関係が築かれるようになること望むと言う。東洋史を学習し中国への関心を深めた学生時代から、(財)海外技術者研修協会での奉職、タイ国の駐在。30代半ばでの退職、中国留学、中国語、タイ語の修得。中国湖南大学で日本語、日本文学を教える。ハルピン郊外にある平房、731部隊遺跡保存運動に関わったのは、森村誠一氏「悪魔飽食ー日本細菌戦部隊の恐怖の実像」(1983・6)を読んだのが切っ掛けになったと言う。専門の研究領域は、日本語文法とのことですが日中現代史、文学では戦争文学を中心に研究されているとのことです。 最後に先生から参加全員に自書「戦争記憶と歴史認識」を進呈された。                 

2011.7.11記 臼田誠躬

 

 

 

平成23年 5月 29日(日)

 鴻巣市日中友好協会設立総会

 

来賓として、特定非営利活動法人 埼玉県日中友好協会 理事長 中崎 恵 様 より御祝辞を頂きました。

埼玉県議会議員 中屋敷慎一様には当協会顧問に就任頂きました。

ちょい撮りチャイナ

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※当協会主催の各イベントは会員・非会員問わずご参加いただけます。ご連絡お待ちしております。

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